みなさま、怪我へのお見舞いコメントやメールを有り難うございます。
たくさんいただいたので、お返事がちょっとできないと思うんですが(汗)、ひとつひとつ拝読させていただいておりまして、本当に感謝しております。
さてさて最近、岡山や香川在住の読者さんから「オフ会に行きたいんですけど、女性ひとりの参加でもダイジョウブでしょうか~」というお問い合せをたくさん頂いております。

いままで東京・大阪・京都・福岡・仙台・名古屋・札幌と、全国7カ所でオフ会やライブをさせていただきましたが、いずれのオフ会も大半が女性おひとりでのご参加でございました。いらっしゃる前はびびり倒していた方でも、読者さん同士で共通の話題も多く、お話も弾んでいらっしゃったカンジでした(フレンドリーな読者さんがたくさんいらして感謝しております)。

オフ会をやらせていただくからには、ひとりでも多くの方にお目にかかりたいと思っておりますので、どうぞ奮ってご参加くださいませ(お酒が飲めなくてもダイジョウブです)☆
今回、初めて岡山にお邪魔いたしますワタクシでございますが、「なにか自分的に岡山との接点がなかろうか」と、考えに考えましたところ…

「そうだ、横溝正史があった!」と、思い当たったのでございました。

小学生の頃にマンガを卒業いたしましたワタクシ(まさか40歳を過ぎて描くことになろうとはゆめゆめ思いませんでした)は、当時大ヒットした「犬神家の一族」から文庫本に手を出し、横溝正史のミステリーを読み漁っておりました。猟奇にしてお耽美な連続殺人が行われる舞台の多くが、岡山だったのでございます。
「犬神家の一族」映画の公開は、1976年。ワタクシが10歳の頃でして、お小遣いをキープしてひとりで映画館に観に行ったのでございました(犬神家の一族の物語は那須が舞台でございますが、ロケ地はおもに岡山だったそう)。

映画では3人のマチュア大女優が3姉妹の役を演じており、遺産相続をめぐって敵対していたのでございますが…

この三姉妹の「10代の頃の回想シーン」というのがありまして、若い女優さんが若年期を演じるのか思いましたらば、お三方が白塗りして出ていらっしゃいまして…

劇場内が「え~~っ」というカンジでざわついたのを、いまでも憶えております。しかも、この白塗り10代三姉妹は…

父親の愛妾を腰巻き一枚の裸にひん剥き、竹具でさんざんぶったたくは、水をぶっかけるは、赤ちゃんにまで暴力振るうはの凄惨なリンチをスクリーンいっぱいに繰り広げたのでございました。

欲望むき出しの相続争いに耽美な遺体装飾のミステリー、それを(少年にとっては)大胆な演出に息をのむ場面の連続で見せてくれた「犬神家の一族」。それ以来、横溝正史氏とこの映画の監督・ 市川崑氏の作品にはまりまくり倒した少年うたぐわ…

時は流れて齢46歳。
「ワタクシはスケキヨの呪いに憑かれているかもしれない」などと思っているのでございますが、スケキヨの呪いとはなにか、それは明日描こうと思っております。
いつも、ありがとうございます。

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「そうだ、横溝正史があった!」と、思い当たったのでございました。

小学生の頃にマンガを卒業いたしましたワタクシ(まさか40歳を過ぎて描くことになろうとはゆめゆめ思いませんでした)は、当時大ヒットした「犬神家の一族」から文庫本に手を出し、横溝正史のミステリーを読み漁っておりました。猟奇にしてお耽美な連続殺人が行われる舞台の多くが、岡山だったのでございます。
「犬神家の一族」映画の公開は、1976年。ワタクシが10歳の頃でして、お小遣いをキープしてひとりで映画館に観に行ったのでございました(犬神家の一族の物語は那須が舞台でございますが、ロケ地はおもに岡山だったそう)。

映画では3人のマチュア大女優が3姉妹の役を演じており、遺産相続をめぐって敵対していたのでございますが…

この三姉妹の「10代の頃の回想シーン」というのがありまして、若い女優さんが若年期を演じるのか思いましたらば、お三方が白塗りして出ていらっしゃいまして…

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父親の愛妾を腰巻き一枚の裸にひん剥き、竹具でさんざんぶったたくは、水をぶっかけるは、赤ちゃんにまで暴力振るうはの凄惨なリンチをスクリーンいっぱいに繰り広げたのでございました。

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コメント
コメント一覧 (22)
小学生の時に見た「悪魔が来り手笛を吹く」から、横溝作品にハマり、小説も全てよみ、映像作品もほとんど制覇いたしました。
さらに、ハードディスクの中には、常に市川昆監督の映画シリーズ(全部)が入っており、ちょっとヒマな時には常に見れるような体勢をが整っております。
犬神家も一体何度見たかわからないほど。登場人物のセリフまで覚えております。
旦那には「…また、見てるの」と言われる始末。
ドラマシリーズ(古谷一行版)も制覇いたしました。
個人的には、古谷一行の方が金田一としては好きかな、と思います。
子どもの頃の刷り込みでしょう。
もちろん、石坂浩二も素晴らしいと思います。
ふう、興奮しすぎました。
これから、また横溝作品をみようっと。 miga_el 2012-07-29 14:06:53返信する
私が一番好き&強烈に印象に残っているのは『八つ墓村』です。
『悪霊島』は、風景描写がとても素晴らしかったと思います。
あと、外せないのは『本陣殺人事件』ですね。
映画の方はTVで放送してるのを見てましたが
やたらおどろおどろしいシーンばかりを強調してた気が・・・
横溝氏の筆力は、映像ではかなわないと思います☆らら丸2012-07-28 22:50:32返信する
聖千秋の漫画の影響です。
個人的には「悪霊島」の岩下志麻様のオ○ニーシーンと「病院坂の首縊りの家」の佐久間良子演じる娘が義父に凌辱され、更にその義父によって写真屋に撮らせているシーンはショックでした。
「悪魔の手鞠歌」のおりん婆さんも怖いですよね。 みを 2012-07-28 22:30:30返信する
俳優・有馬稲子(ねこチャン)が
日本経済新聞の名物コラム
『私の履歴書』の中で、
「サイテーの男だった」って、
酷評していらっしゃいましたね。zatsugakuzanmai2012-07-28 22:14:30返信する
「ツレちゃんにあいたい」で
「ツンデレちゃんにあいたい」と読んでしまうのは、わたくしだけでしょうか…M(えむ)2012-07-28 18:30:32返信する
長野のマチュアゲイでございます。
私も大の横溝、金田一ファンで、ロケ地巡りは欠かさず、なものですから、少しだけ補足を。
(ケチつけやがって、と思われてしまうかもしれませんが。汗)
「犬神家の一族」ですが、映画の設定は架空の「那須市」という地方都市です。那須高原は関係ありません。私は横溝先生、結核にかかられたそうで、一時期長野の諏訪市に滞在されていたそうで、諏訪から着想されたと聞きました
あと市川監督の映画「犬神家の一族」については、長野県で撮影されているロケ地も多いです。
岡山で撮影された場所もあるのかもしれませんが。
http://www7.ocn.ne.jp/~yokomizo/
http://navy.ap.teacup.com/king_joe/256.html
http://www1.odn.ne.jp/sakura-co/page005.html
長野にお越しの際には、ぜひ案内役に(笑)。 tomoqueer 2012-07-28 11:27:49返信する
私も小学生の頃から横溝ファンで、「夏休みには『八つ墓村』に行ってみようよ」と親に言ってたのを憶えています。
もちろん、横溝×市川崑のダブルネーム作品はどれもゾクゾクして体の髄から疼くほど。何度見ても飽きません。ただ、『八つ墓村』は野村監督の作品、『犬神家の一族』は1回目の方が好きです。
もう、今の俳優さんではあの雰囲気の映画は作れませんね・・・。時は流れました。
やす 2012-07-28 11:26:19返信する
今度、岡山に行かれるとのことですね。岡山は、母の実家で、私も何度か行きましたが、大好きなところです。
瀬戸内のお魚は美味しいですし、オススメは、『調布』というお菓子です。ぎゅうひを薄い、ほんのり甘い生地で巻いてあるのですが、絶品です。
東京では、通販でしか手に入らないので、是非、食べてみてくださいね~☆ままち2012-07-28 10:12:34返信する
映画も迫力ですが、文章でも、やはり、
迫力あって、ぞくぞくします。saruninko2012-07-28 09:21:25返信する
これで歌川さん著書4冊読み終えたのですが、ツレちゃん~とブレイクスルーは何度も読み返しては感涙しています。
私はまだ大学生で、カムアウトしてません。ゲイであることから目を背けて、恋人も作ったこともお仲間がいるであろうところにも足を運んだことがありません。自分を剥きだしにして生きていくってとても大変なことですよね。理解されないし辛いことだらけです。けれど歌川さんの本を読んで、素の自分をさらけ出して生きていきたいと思えました。
歌川さん並びにツレちゃんやJJ連の皆様や歌川さんの愛する人の幸せを願っています。勇気をありがとうございました。オフ会楽しんでくださいね。みずき2012-07-28 09:06:23返信する
「八つ墓村」の鍾乳洞のシーンは岡山県新見市の「満奇洞」というところで撮影されました。
GWに、家族で行ってきました。
「八つ墓村」のベースになった実際の事件の紹介もあります。
藤原竜也君のサインもありましたよ。
岡山市内からは、結構遠いので、
制覇するにはきついと思いますが・・・・
一見の価値はあります。
よろしければ、参考に
http://ameblo.jp/blue-river-dream/entry-11244049497.html
ちいたんママリン2012-07-28 08:52:26返信する
勇気を出して初コメします…
生まれも育ちも岡山ですが、県民はきびだんごあまり食べないですー(^^;)
食べた記憶がないくらいに…
大手饅頭はよく食べます、おいしいですよ☆ みっちょす 2012-07-28 08:17:43返信する
そして、夢に出てきそうと、悩んでましたぴよ2012-07-28 08:06:34返信する
テレビの放送でしか観たことないのでカットされた部分もあったでしょうが、子供心に深い印象を残した作品でw
自由でしたねぇ…
今と違ってw
いつか歌さんに会いたいな~chii2012-07-28 07:17:26返信する
DVDも何巻かまとめてあるんですけどお高いです。霊感が教えてくれること、ミカ2012-07-28 06:40:53返信する
白塗り10代三姉妹の路線は、『女王蜂』の仲代達矢さんに受け継がれましたね~。
岩井俊二監督の『市川崑物語』は御覧になりましたか?
大爆笑間違いなしですよ~。みどりがめ。2012-07-28 02:15:34返信する
あおぬましずま?wwwタケさん2012-07-28 00:17:32返信する
なかなか、行く機会がなくて(;^_^A
小学校で、マンガ卒業すごいですねぇ。
私は、人並みにマンガデビューしたのが、ここ数年なんですが(汗)
突然ですが
歌さんって、3月生まれですよね。
中学時代に仲が良かった友人が、確か歌さんと誕生日がほぼ同じで、体形もほぼ同じで、やっぱり横溝正史の本とか、三毛猫ホームズとか、探偵ものをよく読んでいました。クッキーとかも焼いてましたよ。
どうも友人と重なってしまいます。
当時会っていたら、かなり仲良くなれたかもしれません(;^_^A
S2012-07-28 00:16:03返信する
なんていうか、良くも悪くも昭和のゆるさ、今なら放送コードにがっつりひっかかるような作品垂れ流しの時代でしたもんね。。
あれはあれで、「世の中ってのは怖いとこなんだょ。子供だからって容赦しないょ。大人を甘く見てたら大怪我するょ。自分のみは自分で守りなっ」って、なんとなく子供の頃からそういう映像とかで刷り込まれて育つうちにそれなりに処世術みにつけてった気もw。
ただ、CMこわすぎて、結局一度もそういうサスペンスみたことないけどw。あかねこ2012-07-28 00:13:38返信する