「タックスノットに行ってみたいけど、新宿が怖くて行けませ〜ん」「歌川さんて新宿に住んでるんですか? 怖くないですか?」…そんな内容のメールやコメントやメッセージをいただくことがございます。

 

 

まぁ、本当に多種多様な、いろいろな人が新宿にはいらっしゃいますので、中には怖い人もいるのかもしれません。

 

 

ワタクシがはじめて新宿に住んだのは、親元を飛び出した17歳の頃。四畳半一間のアパートを又貸ししてくださる方がいらっしゃいまして、本当はいけないのですが、他にワタクシが部屋を借りる術もなく、住まわせてもらったのでございました。

 

 

もちろん、風呂などついておりませんでした。普段は職場で風呂に入れたのですが、休日は銭湯に行っておりました。

 

 

はじめて新宿の銭湯に行ったとき、ワタクシは思わずドギモを抜かれてしまいました。

 

 

男性の体に胸だけを入れた、工事中ニューハーフの方が入浴していらしたのでございます。


 

しかし、まわりのお客さんたちは、ニューハーフに動じることなく、フツーにしていらっしゃいまして、脱衣場は静かな風情。


 

80年代前半といえば、ゲイはまだまだバイキン扱いされておりましたし、ワタクシの体はキズだらけだったのですが、「ここではそんなこと気にしなくてもいいんだな」と、そんなふうに思えたのでございました。

 

 

さまざまな事情で郷里にいられなくなった人でも、どんな人でも、新宿ならば、
きっとどこかに居場所がある。それが新宿なのでございましょう。

 

 

「ずっと、この街に住みたい」そのとき、ワタクシはそう思いました。現在の住まいも、当時のアパートがあった場所から徒歩10分ほどの場所なのでございます。

 

 

 


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