
先日出演させていただいたNHKラジオ「みらい会議」では、児童虐待をどうやってなくしていくかについて、長年家庭問題に取り組まれているカウンセラー・信田さよ子先生、児童問題に正面からぶつかり続けて20年の弁護士・磯谷文明先生とご一緒させていただきました。

リスナーの方から「日本が子どもを虐待から守れないのは親権が強すぎるからではないか」という投稿がありましたが…

磯谷先生によりますと、実は平成23年に民法が変わったとのことでした。

そんな昔に親権に関する民法が変わっていたとは…あまり知られていなかったことではないでしょうか。実際、多くの人が「親権が強過ぎて子どもを虐待から救えない」と思っています。

改正された民法では、「子どもの利益を優先させた上での親権」という考え方にシフトしているのだとか。

接近禁止令なども含め、子どもを保護するための法整備はけっこう進んだのだと。

なのに現時点で、虐待に遭った子どもがちゃんと保護され、適正な措置が行われているようには思えません。

その理由としては、皆さんご存じのように、児童相談所の不足や人材の不足がいちばん大きなものですが、これは今後、だんだん改善していけるように、すでに国や地方自治体が動いています(どうなっていくか、ちゃんと見守らねばならないですが)。

しかし、もうひとつ大きな理由が。
虐待する親はもちろん、されている子どもさえ、家庭の中で虐待が行われているとはなかなか認めません。

児童相談所(で手に負えなければ裁判所)が的確な判断を下すには、第三者への調査などが重要になるのですが、調査権限が非常に弱いため、ご協力をお願いするという形にならざるを得ないのだと。

これが、なかなか難しい。関わり合いを避ける人がとても多く、調査は困難なのだそうです。
「勇気がなくて…」とは、よく聞く台詞ですが、私に言わせれば勇気がないんじゃない、関心がないのです。これは、調査への協力の義務づけなど法律が変わっても、人々の意識が変わらなければ同じことになるのでしょう。

「どうしたら子どもが命を落としたり、心身に消えない傷を負うことを減らしていけるのか…そのことに関心を持たない人が多い限り、この問題は解決しないのだな」そう思いながら、渋谷のNHKを後にしたワタクシだったのでした。
2018年の児童相談所の虐待対応件数は、13万3千件。一年に50人の子どもが、虐待によって命をなくしています。

こちらに、東京都が発行する「虐待に気づくためのチェックリスト(PDF)があります。ぜひ一度、ご覧になってください→
これは、ハチ兵衛です。

よろしければ、こちらもどうぞ☆
袖すり合ったぐらいの出会いでしたが、どうしても忘れられない子どもがいます。
シンデレラの継母(2012年10月1日)→

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コメント
コメント一覧 (21)
辛い思いをしている子供たちの声を本気で聞こうとしたらもっと変わるはず
たくさんの税金がかかるとは思いますが
安易に育てられ無いからと預ける親、
虐待をして引き離される親には きちんと払ってもらいましょうよ
産みました 育てられません も
気にくわないから暴力を振るう も 許されないこと
utagawataiji
が
しました
親権が弱くなると、誤認逮捕のように事も起こってしまい、一緒にいるべき親子が引き剥がされ、劣悪な環境になんの罪もない子が押し込められることが本当にあるのです。
虐待はこの世から少しでも無くなればいい、しかしひとつの問題からいろんな側面が出てきてしまいます。悲しい出来事が起こらないように、慎重に、慎重に、進めて欲しいと心から願っています。児童相談所で働く人々、働く環境を整備する側も愛でいっぱいになりますように。
子育て中の母親より。
utagawataiji
が
しました
子どもは大好きです。
家族に子どもはいるので子どもは
とつても身近な存在です。
だからニュースとかみていて
虐待のニュースをみるとやるせない。
私にも何か出来ることはないのか?
と常に考えてしまいます。
以前は悲しくてニュース見たくないって
目を背けてしまっていた時もありました。
でも歌さんの講演会を聞いて、
現実から目を背けてはいけないと
夫婦の思いがまず変わりました。
直接的に今すぐに出来る何かがある訳では
ないかもしれませんが、
まずは今起きていることを目を背けず
他人事にしないことかなと思ってます。
utagawataiji
が
しました
例えば、母子手帳に虐待撲滅のページを入れるとか。
再婚相手に暴力をしない念書を書いてもらうとか。
保護施設の職員に虐待しない教育をするとか。
個別に書くと山ほど有ります。
今、目の前で痛めつけられ命の危険にさらされている子供たちにいち速く気付き救える体制作りが必要です。
何か上手く言えない自分が腹立たしい。
ごめんね。
昨日からずっと考えてこれ。
(^_^;)
utagawataiji
が
しました
確かに、法律の整備はされていたのかも知れませんが、ちっとも、虐待自体は、減る感じはしませんもの、ねぇ~。
今、必要なのは、歌川さんのおっしゃるように、人の他人へ対する認識の変化なのだとは、思います。
子どもの虐待に対しては、親や子どもに対しての、世論で言うところの「自己責任」は、(加害者と被害者が居ることだから・・・)論外だし、いじめの構造と同じく、周囲の人間の認識が、それを許す、許さないに、かかってくることだと思うのです。
いじめのクラスでも・・・
まず第一には、先生(上に立つ者)の権限で、いじめがいけないということを、実践なければ、いけないし。
それと同時に、周りの者は、いじめをする者を非難して、虐められている者を、守らなければいけないと、思うのです。
子どもの虐待でも、暴力はしつけにはあたらないと、法律で決まった訳ですから、全て許されないものとして、まずは、全ての人が、認識する必要があると、思います。
(ごちゃごちゃおっしゃる方もいらっしゃいますが、殺人でもそうですが、捕まった後から、いろいろな状況を考慮された上で、情状酌量される訳ですから・・・)
utagawataiji
が
しました
自童、自相になってるし、児も間違えてるし。
utagawataiji
が
しました
utagawataiji
が
しました
あれもダメこれもダメ、規制規制!とやる前に教育そのものを変えていかないと無理なんじゃないかなぁ…
utagawataiji
が
しました
問題点がたくさん有って、少しずつ改善されていながらも、まだまだ課題は多いと学びました。
常々虐待が起こった場合、子供へのフォロー対策の話題になります(当然ですが)。同様に親へのアプローチをもっと考えるべきではと思います。
親になるとき、親になってから、定期的に考えたり立ち止まる時が必要だと。
子を持てば親にはなりますが、実際は徐々に親になってゆくものだと感じたものですから。
utagawataiji
が
しました
若い時から色々教われば虐待も減るのでは?と、思います。
utagawataiji
が
しました
専門機関が対処するよその家庭の他人事と思うんじゃなくて、それぞれの人、私自身が近所のご家庭と関わっていかなきゃ変わらないんでしょうね。
utagawataiji
が
しました
親が子殺しをするのは、親が子殺しの前から手助けが必要だし。上の方も書いてるけど、子供の為なら動く団体数の多い国のようにならないと。警察ももっと動かせたら…乳幼児でさえ簡単に取り上げられる状態になって欲しいのだけど。親は病んでる、そうしたら一般のひとの善意にたよる方が良いとおもう
おやすみなさい
utagawataiji
が
しました
外で殴ったら犯罪、家の中はセーフではないですからな。それは虐待だけではなく、学校でのいじめともおなじでしな。
とはいえ、海外と違い日本の場合、家=最小単位の国みたいな所の意識があるのも事実なわけで、時には強引な介入も必要ですね
utagawataiji
が
しました
そして個人としての自由が無く、家長の意のままに生き方を決められた長い歴史があります。
今でも子供は自分の一部であり所有物と考える親が無理心中をしたり、思い通りにならないと暴力を振るってでも意に沿わせるのではないでしょうか?
そして子供は小さくて未熟であっても人間として劣等な訳ではないという事を親も指導者も、全ての大人に理解して欲しいと思います。
utagawataiji
が
しました
でもその反面、「児相被害」という虐待じゃないのに子供が親から引き離され、長いこと親元に帰れない事態も発生しています。
どうかその事実も知ってください。
utagawataiji
が
しました
アキちゃんは本当は歌さんのこと好きだったんじゃないかな。ワガママを聞いてくれるのがうれしくて...でも自信がないから素直になれなくて😢子供って大人が思うよりずっと複雑。本当は嫌いなのに逆にご機嫌とったり,大人の顔色を伺ったりして。アキちゃん今しあわせだといいな。苦労した分だけしあわせになれる,と思いたいです🌸😊。
utagawataiji
が
しました
オーストラリアは大人が子に暴力を振るうのは違法だという考えがしっかり根付いています。それでも児童虐待のケースは時々ニュースで見ますが。。。
utagawataiji
が
しました
それでも悲惨な全然虐待は減りません、でも確実に守られてる子の存在があります。
utagawataiji
が
しました
うたちゃんが発信されてるのを見て、私も勇気を出して会社で発信してみたりしております。
少しでも子どもがのびのび育てる世の中になりますように!
utagawataiji
が
しました
自分1人が何かしても変わらないと言う意識こそ、変えて行かねばならないと感じました。
歌さんが伝えてくれるから、知ることが出来ることを、真剣に考えて行きます。
utagawataiji
が
しました