この漫画を「子どもといっしょに見てます」と、メッセージをくださる方がけっこうたくさんいらっしゃいまして、イベントもお子様といっしょにいらっしゃる方も、けっこういらっしゃいます。そうです、有り難いことにこの漫画はファミリー漫画となっているのでございまして、お子様にも親御様にも感謝する日々なのでございます。

先日も小学生の女の子から、登場キャラクターの絵をたくさん描いてくださったお便りをいただきまして、ツレちゃんといっしょに嬉しく拝見いたしました。

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しかしながら、頭の形がちんこのようだと各所で囁かれておる(キャラ作りの際はまったくそんなつもりはなかったのでございますが)「うたぐわ」でございます。お子様がお友達の前で「うたぐわ」などをお描きになったりして、お友達から「ちんこ描いてるぅ~」などと騒がれはしまいかと、老婆心をおこしておる次第なのでございます。

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ところで、ワタクシが子どもの頃に見て大きな影響を受けた映画といえば、ジェーン・フォンダ主演のお色気SFファンタジー映画『バーバレラ(1968年)』。

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天使と言えば、当時は森永のエンジェルのような赤ちゃんに羽がはえたキャラしか目にしなかったものですが、バーバレラに出てくる天使は半裸の美青年(ゲイのクリエイターの陰謀を感じる)。これがまた、とろけるように、やさしい天使なのでございます。しかも、そのやさしさがジェーン・フォンダ演ずる主人公の美貌にほだされてのものではないということを強調するため、目が見えない設定なのでございます。

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7歳ぐらいのときにこの映画を見て、言い知れぬ「ズキュン」感を感じたワタクシ…

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ワタクシの中の「妄想オトメ」が芽生えた瞬間でございました。まさかこの頃、将来は脳内幼児のおかんになるなどとは予想しようもなかったのでございます。

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さてさて、もうひとつ大きな影響を受けた映画は、マリリン・モンロー、ジャック・レモン主演『お熱いのがお好き(1959年)』。これを初めて見たのは、コメディ映画のおいしいところだけを紹介するTV番組で放送されたものでございました。

古典的作品ですが、念のため警告します。
この先、ネタバレでございます。


ジャック・レモン演ずる主人公(ノンケ青年)は、やむにやまれぬ事情があって女性に扮して楽団の演奏者として働くのでございますが、軍人のおじさんに女性として見初められてしまい、プロポーズされてしまうのでございます。

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ラストでは、もう女性に身をやつす必要もなくなった主人公が、軍人となんとか別れようとするシーン。主人公は軍人の夢を壊さぬよう、自分の欠点をあげつらって軍人から嫌われようといたしますが、軍人さんの思いはビクともせず…

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ついにブチ切れた主人公は、自分が男であることをバラしてしまうのでございますが…

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軍人さんはまったく動じずに、こう言うのでございます。

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当時から「オトコおんな」とからかわれることが多かったワタクシ、これを初めて見たときは、「そんなセリフを言う映画があるなんて…」と、強いインパクトを受けたのでございますが…

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この「Nobody is perfect」という言葉が、この先の人生で、何度も何度も何度も自分の心を助けてくれることになろうとは、やはり予想できなかったのでございました。ワタクシにとって、自分に噴火しそうになったり他人に噴火しそうになったりしたときに、ふと、自分を落ち着けてくれるおまじないのような言葉でございます。








『バーバレラ』の美しい天使は、こちらです。



『お熱いのがお好き』の該当シーンは、こちらです。英語がわからなくてもなんとなくわかると思います~。

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