校内の暴れん坊・ヤンキー君たちを仲間に引き入れました、ワタクシ。
それによって、いじめられることはそうそうなくなりました。
彼らとけっこう仲良くつるんでいたのですが…
状況は思わぬ方向に。
ワタクシがいじめを逃れたシワ寄せで誰かが苦しむのはいやだったし…
すでに友だちとしての情が湧いてしまっていた彼らに、ひどいことをしてほしくはなかったワタクシは…。
家の戸棚に置きっぱなしにされていたホットケーキ・ミックスを発見したのでございました。
ホットケーキをただ焼いて、バターとケーキシロップをしみ込ませただけのものでしたが、ヤンキー君たちはよろこんで食べてくれて…
おいしいと言われることのヨロコビをしったワタクシは、彼らのために、ものすごい勢いでおやつ作りを勉強しはじめました。
ヤンキー君たちとはそのうち、映画鑑賞だけではなく、ほかのことでも仲良くつるむようになっていきました。ときには、勉強の手ほどきをすることもありました。
そんな、ある日。ワタクシに、ヤンキー君たちとさらに親睦を深めるチャンスがやってきて…
はりきって彼らを誘ったのでしたが…
そのアイデアは、予想だにしない事態を引き起こしました。
彼は、勉強もスポーツもできるのに、ヤンキー君たちとも仲がいい、マルチ・ハンサム男子の林君。そう、ワタクシがずっと好きで好きでたまらなかった片思いの相手だったのでございました。
次回に続く…
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コメント
コメント一覧 (7)
お料理というか、食べ物というかって、不思議な力が、ありますよ、ねぇ~♪
特に、子ども達にとっては、というか、ウフフ、ヤンキーにとっても・・・おやつって、心の和むものなのだなぁ~、なんて、思いました。
何だか、泣けちゃいます~。
でも・・・ラストの向けて、話の展開は、違った方向に、向かいそうですねぇ~♪
で、続きドキドキ。
男のハートは、胃袋の横♪
という 名言を思い出しました。
誰かがイジメられるのは嫌で止める辺り既に人間出来てますよね。御優しい。
だって田中は自分じゃないしイジメは順番みたいなもんだし。止めた事で自分がパシリになるがもしれない。
外食欲に勝つ歌さん料理スゲー
男は胃袋から掴めって聞いたことある。
食べてくれる嬉しさ。ヤンキー(*^ー゚)b グッジョブ!まさに禍福は糾える縄の如し。
強制的作らされ食べる前に棄てられ経験いっぱいあるから。あーは歌さんとは反対に料理が嫌になっちゃった(過去完了形)
ヤンキー友達と居てもぶれない歌さんスゲー
歌さんが今友達に恵まれてるのは運じゃなくて、歌さん自身に周りを変える魅力があるんだと思いました。
続き待ってまーす♪